ゲームプログラマーとしての能力を磨くためには、論理的思考力を身に付けなくてはならない。プログラムを作成するためには必ず物事を順序立てて考えて、それを達成するために論理的に考えなくてはいけないからだ。

論理的に考えるときに役立つのが数学や物理の基礎知識だ。計算式や物理の法則などは必ずと言っていいほど役に立つため、学んでおくとプログラミングに活かすことができるだろう。また、ゲームは常に進化しているため、新しい情報や技術を吸収する必要がある。常に物事を論理的に考える癖をつけておくと、新しいものに対しても瞬時に対応することができる。プログラムで疑問が生じたときの問題解決にも役立てることができるだろう。

自身がゲームで遊ぶこともゲームプログラマーには必要だ。ゲームの面白さを理解していなければ、人に面白いと感じてもらえるゲームが作れるわけがない。面白いの基準がわからないからだ。自分が思っている面白いことと人が感じる面白いことは違っていることも多い。

ゲームで遊ぶときには単純にゲームを楽しむのではなく、どうして面白いのかを考えるとゲーム開発に活かすことができる。遊んだゲームがつまらなかった場合も、どうしたらこのゲームは面白くなるのかを考えてみるといいだろう。プログラムを作成する上で、こうしたら面白いのではないかと提案することができれば、ゲームプログラマーとしてステップアップが可能になるからだ。ゲームで遊ぶことでプログラムを学ぶことができるため、遊ぶことも忘れてはいけない。